この記事では、
①右足着地は、ありorなし
②その矯正方法について
解説しています。
40年以上前にテニスを始め、サラリーマンの傍ら中学生にテニスを教えています。テニスにはコツがあります!
・ ベッカーのサーブは右足着地です
ボリス・ベッカーをご存じない?
ジョコビッチ選手のコーチもしていました。。
シュテフィ・グラフ、マイケル・シュテッヒ、ボリス・ベッカー
みんなドイツの選手でした。
ドイツの黄金時代を築いていました。
ベッカーのサーブの速さに
大人からちびっこまで
テレビの前で釘付けになっていました。
ある意味、あのサーブをみると
テニスは我々日本人には無理ゲ~である
ことを思い知らされました。
あの身長、あのふとももから繰り出される
サーブはすごかった。。
幼稚園の時からテニスを
はじめた私にとって
テニスの道を究めることを
あきらめさせてくれる十分な理由を
持たせてくれたのも彼らでした!!(笑)
珍しい画像をご紹介します(笑)
これは私の画像です。
今ではぎこちないですが
あえて間違った打ち方をしています。
今でも普通に打てるくらい
体にしみついてしまっています。
この着地を右足着地といいます。
打球した瞬間右足から
着地することをいいます。
現代テニスでは推奨されていません。
ベッカーも右足着地をしていた一人です。
実は多くのテニスプレーヤーが
この右足着地をしていました。
そして、数々の名プレーヤーが
左足着地に矯正したようです。
ナブラチロワなどなど。。。
私も父からテニス雑誌を
買い与えられ
ベッカーの連続写真を
みながらひたすら真似してきた
一人ですので
当然右足着地でした。
野球経験者の方にも
この右足着地の方が
多いようです。
50代から60代の方にも
多いです。
70代の方なんてみんな
右足着地ではないでしょうか
というくらい昔は当たり前の
着地方法でした。
・ 右足着地のデメリット
左足着地に比べると
メリットはあまりないようです。。
私も、過去30年近く
右足着地で打っていましたが
長年矯正してこなかったのは
それなりのスピードがでていたからでした。
世の中で右足着地が
すたれるようになってからも
知ってはいましたが矯正はしませんでした。
周りにいるだれよりも
サーブが早かったからです。
190キロまではでませんが
170キロ中盤くらいの
スピードが普通にでていたからです。
でもでも、大事な場面で
ダブルフォルトが
多く、悔しい場面が多々ありました。。
右足着地にすると
・体が回りすぎる
・肘が下がりやすい、ネットする確率が高まる
・フォア側の方が前にでてしまうので
テイクバックが遅れる
・右利きの場合、特にデュースサイドにスピード感がでない
→体の回転と一緒の方向に腕が回ってしまうのでヘッドが
走らない。
・体が開きやすい
・回転系のサーブの回転数が甘くなる
などなどデメリットをあげればきりがありません。。。
かいつまんでいうと
右足がでてしまうので、左に軸が作れないということになります。
ということで数年前に右足着地から
左足着地に矯正しています。
左足着地にすることによって
・左側にしっかり軸ができた
・体の開きが抑えられ、
回転系のサーブのおさまりがよくなった
・打球し終わった後、体が崩れないので
リターンに備える準備ができた
・ネットしてしまうことがほとんどなくなった
・特にスピンサーブの跳ね方が尋常ではなくなった
・回転が増えたのでボールが重くなった
メリットが多くなったようです。
高校生の時の自分に教えてあげたかったです。。。
①サーブは右足着地より左足着地のほうをお勧めします、ダブルフォルトが減ります!
・右足着地を改善する方法
右足着地を改善する方法は簡単です。
でもたまにひょっこり顔をだしているので
ある程度体にしみこませたほうが良いです
右足着地している方には
あまり意識していないことがあります。
それは右足です。(左利きの場合は左足)
右足着地の方は
体重移動するときの
スタートで意識する程度で
ほとんど意識していないと思いますが
左足着地に矯正するためには
右足を意識することに
よって簡単に修正できます。
右足の蹴り上げと
いうほど意識する必要は
ありませんが、
右足の親指と親指付け根の
膨らんだところ母指球を
しっかり地面をおしている
ことを確認すれば
左足が前にでるようになります。
②親指と母指球が地面についたことを感じるということです
右足着地してきた方は
ほとんど意識してこなかったことだと
思います。
私もたまにわからなくなりますが
非常に簡単ですので
意識してみてください。
右足親指と母指球を意識することで、とってもいいことが起こりました!思わぬ副産物に驚きを隠せません。。
右足を意識したり
少しばかり右足の蹴りを
意識すると
右手、つまり腕、肘が下がらなくなりました。
ラケットを担ぎ上げたときに
ラケットが変わらず高い
位置をキープできていることに
気づきました。
以前の記事で
サーブはラケットの頂点で
取ってはいけないと
書いていますが
肘自体がさがってしまっていては
そもそもの打点がさがってしまうので
ネットの確率が高くなります。
右足でけることで
肘がさがらない。
これは思わぬ副産物といえました。
もともと左足着地していたかたでも
右足の蹴りを意識すると
肘がさがらなくなるので
ネットしなくなります。
ぜひ意識してみてください。
本日もありがとうございました。
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たまには家族サービスも(笑)
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