新しいブログを開設しました。よろしくお願いします。

フォアハンドでの左手の使い方、脱初中級のポイント。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
テニス

 

初中級プレーヤーの方が中上級に行くためには

フォアハンドでの必須の動きがあります。

 

先日、テニスコートで

隣のコートとそのまた隣のコートで

ラリーされている男性を

みていました。

おふたりとも

共通してある動作がつかていませんでした。

トップスピンのラケットの軌道は

できていた、もしくはトップスピン

の理解はできていました。

非常にコンパクトにふれていました。

実はこのコンパクトというのも

「くせもの」ですが。。

左手が使えるようになると

スイングがダイナミックになります。

お二人の男性ふたりとも

「左手」がしんでました。。。

 

横並びにならんでいた

お二人がおふたりとも

左手がしんでました。。

(サウスポーの方は逆です)

 

左手がしんでいるとは

テイクバックから打球そしてフォロースルー

にいたるまで左手がずっと

左の脇腹付近にだらんと

真っ直ぐに落として、スイングの軌道に左手が入らないように

脇腹にしっかりくっつけて、

ひってみれば左手を邪魔そうに

振っているということでした。。

邪魔なものを避けるとかいった

スイングはスポーツではないのではないかと思います。

 

以前の投稿でも指摘してきましたが

左手がしんでいるかた

結構おおいです。

球出しの練習でも

全くつかえていない方が

大勢います。

球出しのときからしっかり左手を使う

ようにする必要があります。

うまいのにトップスピンに伸びがない!慣れてくると大事なことを忘れがちです。

 

間違ったトップスピン。ありがちなトップスピン。。

ではなぜラケットをもっていない左手が大事なのか

検証してみたいと思います。

おそらく左手を使う理由をご存じないから

だとおもいますので、左手を使う

理由がわかれば中上級に上がることができるのではないか

と思います。

トップスピンの考え方はできているのですから。

 

①左手が使えないと体がブレやすくなります。

しっかり左手を前にだしていくことで、テイクバックを完了している右手とバランスをとっています。

体操の平行棒と同じです。

左右の手を大きく同じ高さに上げることによって、

しっかりとした中心ができゆるぎないバランスが維持できます。

②テイクバック完了してから打球する時に左手をひきつけることで、右手が反動で出やすくなります。
 あえて左手を胸の高さで折りたたむと
 まさにその、折りたたまれた反動で反対の右手が加速して
 でてきてくれます。

 

ヘッドが加速してくれる一助になってくれます。

③弓を引くのと同じで、テイクバックの完了が早くなります。

左手を前に張り出すことによって

ラケットをもっている右手も同じように張り出すのが

早くなります。

左手を下げてしまうと、右手でテイクバックのために

ラケットを引く動作がおそくなります。

体の中心ができないので。。

わたしは以前からずーっと一貫して

テイクバックは早ければ速いほどよいと

もうしあげてきました。

ボールに合わせたテイクバックは

不安定です。

見かけ以上に滑ってくるボールや

見かけ以上に推進力のあるボールに

対応するにはいち早くテイクバックを終えておくべきです。

クレーコートなんてイレギュラーが当たり前です。

テイクバックをボールに合わせて

引くプレーヤーがイレギュラーを

せいにしてふりおくれている

光景をよく見ますが

イレギュラーボールに

しっかり対応できるのも実力のうちです。

現に上級者ほど

イレギュラーが発生しません。

イレギュラーしていてもしっかり

カバーでいているからです。

④左手を出すことによってしっかり左肩越しにボールを見ることができます。体の開きを抑える
 テニスのスイングは体の開きとの戦いです。
 ただ体を開かない、開かないと呪文のようにとなえていても
 次の次の瞬間にはしっかりひらいてしまっています。(笑)
 打球前に左手をしっかり右前方に出すことによって
 左肩こしにボールを捉えることができ
 体が開くことがなくなります。
 しっかり顔をのこしたスイングができるようになります。
以上 ①~④までのポイントは
非常に大事です。
逆に左手がしっかり使えるように
なれば中上級へ間違いなく到達するはずです。

 

最初左手を使うために

しっかり前にボール方向に

手を出してスイングをした時に

ボールがあばれてしまったり、

力強く振ることができるために

ロングしたりしてしまうことが

あるかもしれません。

でもしっかりトップスピンをかける

理屈がわかっているかたなら

ネットはあまりしないはずです。

ロングしたりボールが暴れ始めたのは

しっかり厚く捉えることができるように

なっていたからです。

左手を使えなかったときは

コートに収まりのよい

縦回転のかかった単なるスピンボールだったかも

しれません。

でもそのボールは対戦相手にとって

うちごろの叩き込みやすい

チャンスボールでしかありません。

バウンドしてから相手をのけぞらせる

ようなぐいぐいくるようなスピンボールを

うつにはヘッドスピードを上げた

スイングが必要です。

そのためには必ず左手の力をかりることが必要で、

あそばしておいてはいけません。

 

ラケットをもっていない左手は

右手よりも大事なのかもしれません。

ショートラリーのときから

しっかり左手が大げさになるくらい

右前方に出して打球するように

してみてください。

初中級の皆様はきっと

フォアハンドが開眼するはずです。

本日もありがとうございました。

 

Was this post helpful?

コメント

タイトルとURLをコピーしました