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テニスがうまい人のフォアハンドはなぜグリップエンドが相手を向くのか?

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上級者のフォアハンドでは、なぜグリップエンドが相手側(前)をむくのでしょうか?先日の記事で、体を開くことは悪くないと申し上げました。強烈なフォアハンドを打つためには、絶対に必要なことだからです。体の開きとグリップエンドの向きは深い関係があります。ヒントはゴルフにあります。

グリップエンドが相手側を

向くことなんて意識したことがありますか?

上級者になってくると

グリップエンドが自然に

相手側をむいてから、そのあとラケットヘッドが

遅れてでてくるようになります。

 

でも、上級者の方でも

それを意識していないのではないでしょうか?

 

私は意識しています。

 

上級者だって、

調子を乱して

やたらボールが

ロングしてしまうことが

多くなってなること、

ありますよね。

 

その時のヒントになるからです。

 

上級者でも

突然フォアハンドが

入らなくなることがあります。

 

コートに収めるための

ヒントはグリップエンドの向きです。

 

大方の上級者の多くは

スイングを気にし始めます。

でもそれは正確ではありません。

 

ヒントはグリップエンドの向きです。

 

グリップエンドの向きを

意識すればボールは

きちんとコートに収まり始める

きっかけになってくれるはずです。

①の写真でも②の写真でも

体開いて打球しているのが

お分かりいただけると思います。

①の写真をご覧いただくと

お分かりになられると思いますが

体が開ききっているのに

グリップエンドは

まだ相手側をむいていて

ラケットヘッドは全く出てきて来ません。

かなり後方にあります。

②の写真でようやく

左肩と右肩の入れ替わりが

終わり、ようやくラケットヘッドが

出てきます。

③の写真で初めて打球している(イメージ)です。

打点がいかに前であるかが

お分かりいただけると思います。

ちなみに横からの写真も

掲載いたします。

④打球した瞬間(イメージ)

⑤打球し終わったあと(イメージ)

ちなみに⑥の写真は

フォアハンドがロングし始めたときに

いつも意識し始めるグリップエンドの

イメージ。

 

簡単にいうと

ラケット(グリップエンド)の先端が

体の横にきても

ラケットヘッドは

まだ全くでてきておらず

体の後方に残ったままと

いうことです。

 

おそらく中級くらいまでの

方にとっては信じられない

写真になっているはずです。

 

え~こんなに後方にラケットあるの!

 

この形ができれば上級者になれます。

Instagram

で動画上げています。

 

ではいよいよ本日の本題ですが、

なぜここまでしてラケットの

グリップエンドを相手にむかせるのか?

ラケットヘッドをここまで

おくらせるのはなぜか?

ゴルフやっている方なら

答えがでるかもしれません。

私はゴルフはやりませんが。。

 

実はゴルフもテニスもハンドファーストの状態を作りたいんです、これが道具を使ったスポーツの真髄です。
ハンドファーストの状態とは:
テイクバックからスイングを開始してきて
手首の位置がボールを追い越した状態で
ラケット(ゴルフでいうクラブ)が
ボールを打球すること。
手がボールを追い越した状態になって
始めて打球すること。

先程の④の写真を再掲載いたします。

打球したまさにその瞬間は

手首がボールの前にある状態、

背屈して打球すると

手がボールの先にある状態です。

この④の状態で打球したいがためだけに

今までのすべての写真にあるような

状態を作り出しているのです。

 

グリップエンドが相手側をむくのも

体を開いて打球するのも

すべてハンドファーストの状態を

作るためにあるのです。

 

この結論をいっている動画とかは

ないのではないかと思います。

 

なぜグリップエンドが相手をむくのか

うやむやにしている動画、記事ばかりではない

でしょうか?!

 

コーチングするなら

ただ、グリップエンドを前に!

なんていってないで、

なぜグリップエンドを前にするのか

理由くらい言えないとだめだと

おもいます。

 

③の写真でラケットが何本も重なった状態で

映っていると思いますが

打球した瞬間(イメージ)でしっかり

スイングスピードが最速の瞬間に

なっていることを

 

何本も映っているラケットの残像が

証明しています。

 

③のラケットが何本か映っている

一番手前の段階でハンドファーストで

打球しているイメージです。

そして、何本か映っている

半分よりちょい前のところで

ラケットとボールが離れていく

ようなイメージでスイングしています。

この間ラケットとボールはくっついている

イメージです。

 

ラケットとボールが乗っている

時間は千分の何秒しかないんだから

そんな時間はない??

→そんなことはありません。

それはハンドファーストができていないから

なんです。

 

というのも

この時間を意識づけするために

私は一般の練習会で

ゆっくりしたボールを打つ

練習をあえて行っています。

 

中級者くらいの練習会をあえて

開催したり、参加させて頂いたりして

ゆっくりのボールをしっかり

打つ、つまりボールをつかむ練習を

あえて行う時間を作っています。

 

そのゆっくりしたボールを

打球する時に

しっかりハンドファーストの状態から

ボールが離れるまで

ゆっくりスイングする中で

ラケットにボールがずっと乗っていることを

感じられるからです。

ゆっくりしたボールを

速く返してしまうようでは

ボールの重さを感じられないでしょう。

乗っている気がしないとおもいます。

 

でもラケットでボールを

しっかりつかむことができれば

ボールは緩くても

しっかりボールの重さを感じることが

できます。

 

上手い人がショートラリーが上手なのと

同じです。

しっかり回転がかかった山なりのボール

を打てるのと同じです。

上手くない方はボールが

低くて速い球になりがちです。

 

長くなりましたが

千分の何秒の僅か瞬間かもしれませんが

私はラケットにボールがのっている

ことを感じることができます。

それはハンドファーストの状態で

打球し、腕の回内運動で

ラケットヘッドが返っていくときは

ラケット面でボールが反発して飛んで行く

スピードより、

それを超えるスピードでラケットヘッドが

かえっていくことができていると私は確信しています。

反発するスピードより

ラケットにボールが乗っている状態のほうが

長い。

 

それくらいラケットにボールがのっている感覚を

ハンドファーストの状態で打球することに

よって感じることができます。

 

体を開いて打つのも、

ラケットのグリップエンドが相手側を

あえて向かせるのも

ラケットヘッドをできる限り

ぎりぎりまで遅らせ

一気に加速させたときに

きちんとハンドファーストの状態で打球する

ただその一瞬のために行われる動作でしかない

私はそう思います。

 

ラケットヘッドのヘッドスピードは

ハンドファーストの状態で打球し

回内運動でラケットヘッドを返していく

まさにその瞬間に最速の状態を

創出することが大事です。

 

ハンドファーストの状態で打球できず

反り返った状態で打球できなければ

ボールをしっかり潰すということが

できません。

ハンドファーストを行うことで

しっかりボールを潰す時間がつくれるのです。

 

グリップエンドが相手側を向くのも

体を開いて打球するのも

すべてはハンドファーストの状態を迎えたいからであり

ハンドファーストのの状態で

最初にボールを捕まえ

回内運動の中で

ラケットヘッドを返す間に

ボールをラケットがしっかり捕まえ

ボールを潰すということになります。

 

上級者が突然調子を崩し

ボールがロングし始めたとしても

グリップエンドを意識することで

ボールをしっかり潰すことを取り戻し

しっかりコートに収められるように

また戻すことができます。

 

 

本日の内容は無茶苦茶難しかったかもしれません。

 

今年度は絶対だれでも

この境地まで達することができるよう

解説を続けていきたいと思います。

 

ボール潰すための必須の練習器具

 

本日もありがとうございました。

 

アラフィフすぎたら保険の見直しを。。



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