スピンサーブが打てると楽になります。
WFのリスクが下がります。
スピンサーブがネットすることはほとんどありません。
一般的にスライスサーブをセカンドに持ってくるとネットを恐れれば、恐れるほど球速が遅くなってくるという女性プレーヤーも多いと思います。
だから女性プレーヤーの皆さんこそ、スピンサーブをものにされるといいと思います。
またNTRPT4.0くらいの方でも怪しい方多いです。
スライス回転が入っている方、バウンド後に勢いがなく削りすぎてしまっている方、バウンド後高く弾まないなどなど。
ここでは、スピンサーブをもう一度しっかり打つための練習の仕方、(サウスポーの方は逆でお願いします)をご提案させて頂きます。
私が初めてスピンサーブに取り組む方達に教えている方法です。
皆さんyoutubeでご覧になられて
ボールが落ちてきたところを下から持ち上げる
トスは頭からさらに後ろ
スタンスはクローズドで
体は開かない。
これ同時に全て自然にできるまで、しゃかりきになって何度も何度も打って、
人によってはビデオまでとって
またやり直して
無茶苦茶難しくないですか??
私からすると苦行でしかありません。
そこまでしてスピンサーブ打てないんだとすると私だったら諦めます。
10年20年やってきてスピンサーブ打てない方、当たり前にいます。
NTRPT4.0を自称される方でも、キレイに打つ方は皆無に近いです。
スピンサーブとスライスサーブどっちが難しいと聞かれれば、間違いなくスライスサーブと答えます。
それくらいスピンサーブの方が打ちやすいです。
体開かず、落ちてきた球を擦り上げる。
念仏のように唱えるのはやめましょう。
念仏のように唱えて打つようなスイングはどこかおかしいんです。
全てのショットにいえます。
念仏のように唱えて、体が覚えるまでにする。
逆です。
打ち方がおかしいんです。
体が自然にそうなる、自然に開かなくなる、より勢いのある球にしようと体が勝手に落ちてきた球を擦り上げるようになっていたと言うように
正しく打球すると体は正しい反応をします。
正しく打球する練習方法を工夫するのが、原理原則がわかっているコーチの役割です。
では、習得する方法です、
まず、サービングポジションに入ったら、後ろ足である右足に体重乗せて、さらに体を軽く後傾斜にする。サウスポーは逆です。
前足にはほとんど体重が乗っていない状態で体を後ろに軽くたおす。
実際にはこんな形でスピンサーブは打ちませんが、原理を習得するための方法です。
その状態を維持したまま、右肩上かさらに後方ネット側にトスアップしてみてください。右肩上だとまだ足りないと思います。
後傾斜している分、右肩上だと、トスが前くらいになってますので、思い切ってさらに後ろにあげてみてください。
その状態でボールを前方向に飛ばすことのできるトスアップの場所は限られるはずです。
打てる球はスピンサーブしかありません。
高い弾道でドライブ回転が入った球を発射せざるをえません。
トスアップを右前方にしてスライスサーブをうとうとしても逆に無理です。
この発射する感覚をつかめるとスピンサーブが打てるようになります。
打てるようになってきたら、後傾斜の状態を徐々に戻して、
最終的には前傾斜で打球すると推進力のあるスピンサーブを打つことができます。
前傾斜の状態になってもトスの場所は後傾斜でできたところと頭、肘、トスアップの角度自体はかわりません。そのままの角度、距離感を前に持ってくるイメージです。
スピンサーブがなぜ難しいのか、それは直立だったり、いきなり前傾斜の状態から始めるから、持ち上げる感覚が掴めないんです。
初歩は、後ろ体重の後傾斜で発射するところから始めれば、簡単です。
もし、これでも難しい場合はコメントをいただけたら幸いです。
ありがとうございました。
コメント