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10年先を行くフォアハンド、相手を絶望の淵に追い込むフォアハンド。アンモナイト打法。

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ヒッティングポイントテニス

フルスイングしているのに、相手コートでバウンドしてからいまいち推進力がない気がする。自分は上級者だから推進力がないなんてことはない??まっ、いっか。。スイングはきれいだから、間違っているはずがない。。でもなんか相手が詰まっている感じがしない。。相手が踏み込んで打ってくる場合は、その感覚は正しいはずです。バウンドした後の推進力が足りていないということです。ここでは誰もしらないことをお話します。おそらく10年先までだれもいわないと思います。

 

この記事では

・相手が絶望するようなフォアハンド(アンモナイト打法)とは一体なんなのか?
・常識外れの打法:アンモナイト打法の正しいスイング軌道

を解説します。

 

幼稚園から始めたテニスも40年を超えました。小学生の頃には実業団選手に相手をしてもらうも、両親の身長から考えれば到底世界には行けないと早々にプロへの道はあきらめたののやはりテニスが忘れられない。今は中上級の方への練習会を開催したり、特に中学女子を教えています。
(1)相手を絶望させるようなフォアハンドとは何か?(アンモナイト打法)
①フォロースルーは小さく:
上記はアンモナイトの貝殻のイメージです。
アンモナイト打法というのは
フォロースルーは大きくとりながらも
打球後はくるっとその勢いを
巻きっとってしまうようにコンパクトに
スイングすることです。
フォロースルーはコンパクトにという
時点で常識からは想像できないことでしょう。
現在盛んにテイクバックは小さくと
上級者の皆さんが盛んに
言っておられるのを耳にします。
本当に正しいですか?
ジョコビッチ選手のテイクバック
をぜひご覧になってください。
ラケットはここまでたっていないですが
手首の位置はこれ以上後ろに
あるはずです。
ジョコビッチ選手のテイクバックは
かなり後方に引いています。
テイクバックをコンパクトにって
誰がいったんでしょうね~??
引きすぎると早い球が打てない?
本当ですか?
https://www.instagram.com/haisaitennis
170キロ近いボールを
クリーンヒットしています。
全く問題ありません。
(もしくはyoutubeで「haisaitennis  ショート」
で検索してみてください。)
むしろアンモナイト打法は剛速球に打ち負けません。
テイクバックは小さくする必要は全くありません。
小さくするのは打球後のフォロースルーです。
早い球の場合は、若干コンパクトになりますが
コンパクトにしすぎると逆にちからまけして
うつことができません、
②フォロースルーはなぜ小さいほうがいいのか?
剛速球を放つにはヘッドスピードを
あげる必要があります。
昔からフォロースルーは左肩の上にもっていけと
いわれていました。(左利きの方は逆)
左肩の上に持っていくと
ダイナミックに見えます。
非常に大きなスイングになります。
ラケットヘッドが早く見えますよね!!
でも実際は逆です。
ヘッドスピードを上げたいなら
左肩に持っていく前に
すぐに巻き取ってしまうような
打ち方のほうがはるかに
ヘッドが走ります。
巻き取るように打つというのは
手首を返すことによってフォロースルーを
短くするということであり、
これがへッドスピードを
あげることになります。
左肩に持っていくということは
手首の返しが完全ではないため
ヘッドスピードが完全に出し切れません。
手首を返すということは
腕、肘で引っ張ってきた
そのスピードに手首の返しを
行うことでさらなる加速が
生まれるということです。
簡単にいうと
動く歩道の上(引っ張ってきた腕)を
全速力でさらに走る(手首の返し)ということと
同じです。
くるっと手首を返すことが大事です。
フォロースルーはコンパクトに!
③フォロースルーはどうしたら小さくなるのか?
ラケットを振り上げるのではなく
ボールを前に押し続ける時間を
長くとるということです。
世間でいう、縦振り、横振りと
いうことがあるのならば
アンモナイト打法は
前振りです。
より相手方向に振っている時間を
長くとります。
コンマ何秒の世界であっても
より前に押し続ける時間を長くとることによって
ボールの推進力が全く違います。
前(相手側)に押し出す時間、距離が
長くなればなるほど
肘がまっすぐに伸び、
それ以上前に行けなくなったところで
くるっと手首を返ります。
より長く前にふることで
手はそれ以上前に行けなくところでくるっと
返りますので
とてもじゃないですが
左の肩のところまで
フォロースルーを
することなんてできはしません。
①打球した後、ボールをつかんで押しているイメージ写真
②手首の返しと同時にボールがラケットからはなれているイメージ写真
③前に押し続けたために、肘がまっすぐに伸びきります
伸びきった肘はそれ以上左肩のほうにはもっていくことができず
 先の方でくるっとラケットヘッドが返ります。
⑤フォロースルーのフィニッシュの状態。
アンモナイト打法では手首の位置が左肩まで行くことはありえません。
左肩に持っていくことは物理的に不可能です
特にアンモナイト打法で特徴的な写真は
③④の写真となります。
ここまで肘がまっすぐになると
いうことはボールをずっと押し続ける時間、
ボールを潰している時間が
ものすごく長くとれるということに
なります。
ここまで前に振っていくことが
できれば相手コートで
バウンドした後の推進力は
想像以上です。
④どうしたら前に振り続けることができるのか?
古くからの指導方法である
左肩の上にもっていくスイングというのは
手首の返しが不完全で
パワーをだしきれていません。
打球した後すぐワイパースイングに
入ってしまいます。
手首が返ることがないか
わずかに返る程度です。
アンモナイト打法は
前に振っていく以上
必ず手首が返ります。
前にふっていくから
手首が返せます。
手首がしっかり返るということは
相手方向に
振っていく時間が長いと
いうことです。
ボールを捕まえてから、さらにそこから
手首の返しで前方に押し込むことができます。
従来の左肩に振り上げるスイングでは
最後の押し込みがたりないということになります。
ではどのようにしたら
このように相手方向へ
長く振り続けることができるのでしょうか?
下記条件をすべてクリアすることに
よって可能となります。
一つでも欠けると
早めにワイパースイングにはいってしまい
手首の返しが途中でおわってしまい
(パワーをだしきることはできません。
それでもかなりのパワーは出ると思いますが。。。)
繰り返しになりますが
従来型のスイングは押し続けていないから
左肩の上にもっていくことができていたのです。
アンモナイト打法のような押し続けることができるような
スイングであれば
前方でフォロースルーは終了します。
前に押し続けられる条件
・テイクバックの際にしっかり
 尺屈させる(撓屈方向へ戻る自然の力を利用する)
・回外運動(肘を体の外側へねじる運動)を行うことで回内運動を生み出す(尺屈+回外運動)
 この二つを行うとラケットヘッドはここまで下がります
 ヒッティングポイント
・打球する際にラケットの芯から1~2本下にずらして打球する。
 ラケットが横になった際(縦ガットが横になった状態)
 にラケットの芯から1~2本下にずらしたところで打球すると
 打球した瞬間衝撃でラケット下部が後方へもっていかれます。
 その持っていかれたラケットフレームの上部は反対に
 かぶさってくる動きをします。
 この動きが手首の返しを加速させるのです。
 もしくは手首の返しのきっかけになります。
 手首が前方向に返る(相手方向に手首が返る)わけですから
 ラケットをより前に振っていくことになります。
 尺屈+回外運動を使って弓を引くような動きとなります。
 当然弓は戻ろうとして撓屈+回内運動を引き起こすことになります。
 この動きにラケットの中心より1~2本下部で
 打球することによりこの動きを加速させるのです。
 ラケットのガットの使い方は後日改めますが、
 ラケットの上部で打球してしまうと
 加速が生まれず、早めにワイパースイングに
 はいってしまい推進力のない球を打つことに
 なります。
 このあたりのレベルのは話はかなり
 難しいかもしれません。
ただし、ラケットのガットの1本1本の
どこを使うかは明確に意識すべきです。
これが上達する最短の方法です。
特に縦ガットの使い方です。
後日ご説明します。
このあたりの手首の使い方は
柔軟性が求められます。
手首の使い方の基本を練習するには
やはり
トップスピンプロが最適ではないかと
思われます。
お持ちでない場合は
誰かに借りるのもありです。
フォロースルーは短くするのではなく
前振りをしていくことで
勝手に短くなるということでしたね。
フォロースルーが短くなることで
ため込んだパワーを
一気にラケットヘッドに
伝えることができます。
常識外れの打法であることは
間違いがありませんが
相手コートでは強い推進力を
たもったまま
大きくはねあがります。
アマチュアの世界では異次元です。
インスタグラムを最近始めましたが
回外のコーチが一生懸命
フォアハンドの動画を
あげていますが
すべて勢いがシンデマス。。。
ちなみに
この手首の返し
が明確なテニスプレーヤーは
だれでしょうか??
ジョコビッチ選手ではありません。
皆さんの憧れの皇帝と
よばれているスイスの選手です。
おわかりですよね。
きれいに手首が返っています。
このあたりの理屈はまだまだありますが
手首の返しについて
意識するとレベルが上がります。
本日もありがとうございました。
次回はもう少し手首のかえし(掌屈の使い方)について
解説いたします。

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