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週末プレーヤーのためのテニス教室②ラケットワークに慣れよう。

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テニス

テニス初心者と上級者とではストローク力に差があるのは当然ですが、プレー以外の点で決定的に力量の差がわかってしまうことがあります。ポイントとポイントの間に表れています。また、上級者の咄嗟にでる芸術的なラケットタッチのセンス、センスあるな~。うまいな~というプレーを目にすると自分もやってみようと思いますよね。芸術的なボレーを見たりするとかっこいいな~と思いますよね。でも誰でもできるようになります。実はそういった感動するようなラケットワークだったり、ラケットのタッチセンスって上級者は普段から練習しているのかというと、意外と練習していなくてもできるもんなんです。初心者の方も意識したほうがいいことをお話します。

 

先日初級者向けの

練習会を

開催しました。

 

炎天下での練習会に

すっかり私は

やられてしまい

日陰に逃げ込んでしまいました。

 

初心者の方のテニスへの

情熱には恐れ入ります。

 

練習会での気づきを

お話します。

 

初心者と上級者の違いというのは

いろいろな場面で

現れますが

やはりラケットワークの違いが

大きいです。

 

ラケットワークってなにと

いわれればラケットを操作する

ということですが

①ボールをスムーズに拾い上げることができますか?

一番如実に表れるのが

ポイントポイント間で

ボールを拾い上げるところから

上級者との違いがあります。

 

おちていたボールを拾いあげる、

対戦相手から次のポイントのために

ボールを受け取るとき

やはり初中級の方は

うまくラケットコントロールが

できずにボールの転がりに

翻弄されていることが

多いです。

 

ラケットの操作性

がまだなれていないと

いうことだと思います。

 

ラケットで取り損ねたり、

拾い損ねたり

とあわわとなってしまっている

ことがあります。

 

上級者の場合は

一瞬で拾い上げ

次のポイントまでスムーズです。

流れるような動きになります。

 

ラケットでボールを拾い上げるためには

ラケットをいろいろな方向に

うごかさなければなりません。

 

強く拾い上げてしまったら

ボールをラケットに

のせ損ねてしまったりしますよね。

ラケットの面と、強弱を自在に

操ることが必要になります。

 

冒頭にお話しさせていただきましたように

天才的な、芸術的なタッチとかは

こういったポイント間での

ボールを拾い上げるときなどの

ラケットの操作で培われたものが

非常に多いです。

 

コートサイドで順番を

待っているすきまの時間や

ラリーの練習をまっている

時間にボールを

ラケットの上でポンポン

打ち上げたりすることで

細かいラケットワークを

学ぶことができます。

 

私もよく父から

細かい練習をすように

言われてきました。

 

ボレーのグリップで握りながら

ラケットの表と裏面ををつかって

1球ごとに裏表とひっくり返しながら

ボールをポンポンうつような

練習をよくやっていました。

 

案外難しいもんです。

そして、きちんとボールを

打球しないと

表と裏にきちんと打球できません。

 

特に社会人になってから

テニスを始めた方の場合

ボレーが苦手という方が

多いようです。

 

こういった方には

ボレーのタッチのセンスを磨くには

ちょうどよい練習かと

思います。

案外難しいもんです。

 

②ショートラリーを大切にしていますか?

早く打ちたいという気持ちはわかります。

また、テニスの練習会でも

時間がないもんだから

ショートラリーって長くは

やってもらえないですよね。

 

しかしながらショートラリーは

スピンのかかり具合をしっかり確認する

素晴らしい練習だと思います。

 

しっかり、相手の前でボールを

おとして、相手が打ちやすい

ボールを送ってやるときに

ラケットワークが培われます。

 

ショートラリーをした瞬間

対戦相手はどんなショットが苦手なのか

わかってしまうくらい重要です。

バックハンドが苦手、

フォアハンドが苦手

そんなことは一瞬で分かってしまいます。

ショートラリーが上手な方で

ストロークが下手という方は

みたことがありません。

ボールをきちんと落とす技術を

もっているからです。

 

ここでぜひ練習してみていただきたい

ことがあります。

ショートラリーの時は

ノンプレッシャーボールを

使用することをお勧めしています。

下記写真の左がプレッシャーボール(通常の試合球)

右がノンプレッシャーボール(ショートラリーでお勧めしている球)

ノンプレッシャーボールというのは

普段使うプレッシャーボールとは

違って、耐久性に優れた

ボールです。

空気のハリで弾ませるのではなく

ゴムの力だけで弾ませるボールです。

 

ノンプレッシャーボールというのは

プレッシャーボールとは

違って、やたらと高く弾みます。

 

このやたらと高く弾むボールを

ショートラリーで使用すると

大変練習になります。

高く弾むので高いボールの

処理を練習できます。

テニス経験の浅い方にとって

高いボールの処理が

最初の難関ではないでしょうか。

短い距離で行うショートラリー

で高いボールのコントロールが

できないのであればストロークでは

より一層難しいものになります。

そして、より繊細なラケットタッチが

要求されます。

よく弾むということは

ちょっと触っただけで

吹っ飛んで行ってくれる

くらい打球した際にも

反発力が高くなります。

 

ラケットの真ん中で

フラットボールなんか

打とうもんなら

相手のところには

ノーバウンドに

なってしまうはずです。

 

回転をしっかりかけなれば

相手の前でボールを

落とすことができず

相手に迷惑を

かけることになるでしょう。。

 

ここで「迷惑」

と書きましたが

ショートラリーは

お互いのプラクティスを

実現するために

行われるものであって

相手もショットの確認を

行うための時間です。

 

ここで思うようなショートラリーが

相手にとっても練習できなければ

その後の練習がぎくしゃくしてしまいます。

中にはショートラリーを

打ち切ってくる方さえ

います。

 

ノンプレッシャーボールというのは

いわば暴れ馬のようなものです。

この暴れ馬をしっかり

普段から乗りこなすこ練習ができていれば

上手なラケットワーク、

もっといえば繊細なタッチセンスを

磨くことができるはずです。

 

私は初中級の練習会で

ショートラリーの練習を

行うときのみ

ノンプレッシャーボールを

使用しています。

 

ノンプレッシャーボールを

使ったことがない方の場合

最初想定以上の弾み方に

空振りする人が多発します。

 

慣れてきた方でも

高いバウンドゆえに

バランスがくずれ

のけぞったようなスイングを

してしまっています。

 

こういった練習の一つずつが

正確で意図するボールが

打てるようになります。

 

天才的で、芸術的な

タッチのセンスを生むことに

なるのです。

 

ボールを拾い上げる行為の一つずつも

ノンプレッシャーボールで

ショートラリーをすることも

すべてはラケットの操作性を

高めるものになりますので

ぜひ普段の練習でも意識して

導入してみてください。

 

本日もありがとうございました。

 

ストロークが苦手な方はまずは

トップスピンを覚えましょう。

サーブが苦手な方にはこのボールを

お勧めしています。

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