どうやったらプロのようにフルスイングができるのでしょうか。フルスイングできるのは若いからというだけではありません。いくつになってもフルスイングはできます。フルスイングできないのは歳のせいではありません。スイングの仕方がまちがっているだけです。ここでは、根本的に間違ったイメージを払拭するためのチェックポイントを解説いたします。
プロや超上級プレーヤーが
フルスイングしているのを
みて自分もやってみたい。
でもなぜ、フルスイングができないのだろうか。
とおもっていませんか?
フルスイングできないのは
歳のせいではありません。
手首いためるのがコワイ?
フルスイングは体に負担がかかる?
こういった発想をしている段階で
スイングの仕方に誤りがあります。
こういった発想をしている方の
多くがフォアハンドが安定しません。
フォアハンドは自由度が高い?
フォアハンドこそ自由度はないと
私は考えます。
打てるスイング軌道というのは
本当にかぎられています。
体制を崩されたときになんとか
拾える範囲がバックより少しだけ
広いという意味でしかありません。
もし、こういった発想を
お持ちの場合は以下の点を参考に
もう一度ご自身のスイングを
チェックしてみてください。
フォアハンドがしっかりうてるように
なってきた中上級の方に多いですが
手首を返して打とうとする意識の方がいます。
そういった方の弾道は
よくロングします。
それなりの回転はかかっていますが
ベースラインで急降下せず
弾道がやまなりのまま
ロングしています。
手首をくるっとかえすもんだと
勝手な理解をしています。
プロのスイングをみると
手首がかえっているように
みえるからでしょう。
手首をくるっと返して
打球すると実はヘッドスピードが
おもったほど走りません。
だから、だらだらと球足が
長くなってしまいます。
ロングしてしまいがちな
方はこの傾向強いです。
ではどうしたらよいのか?
①テイクバック完了
②振り出し
③振り出し
④体のターン
⑤打球直前
⑥打球後、ボールを潰したあと
①~⑤までの図で大事なところは
体のターンでラケットをもってきている
ところです。
①~⑤まで手首の形は
全くかわっていません。
逆にいうとすでに
テイクバック完了した時点で
手首の形はほぼ打球するときの形に
なっています。
打球する形をつくることがテイクバックが
完了するときということです。
このかたちをつくることで
フォアハンドは非常に安定します。
手首をくるっと返すような打ち方では
打球するポイントにブレが発生します。
そして、テイクバック完了したら
正確にいうと手首を打球する形をつくりおえたら
ということになりますが、
あとは体のターンだけで
ラケットヘッドをはしらせます。
そして、大事なことは
⑤の写真にある通り
それ以上は体を回さないということです。
どうやって体のターンをとめるか?
簡単にいうとボールはしっかり潰せます。
あえていうなら、縦ぶり、横ぶりというなら
アンモナイト打法は前振りです。
打球直後のイメージが強すぎて
手首をくるっとまわすもんだと
おもっている方がいるかもしれませんが
実際には体のターンが大事だということになります。
体の伸び上がりで縦回転をかけるのではありません。
あくまでも勝手に縦回転なんて
かかってしまうくらいの気持ちのほうがいいです。
体が上下動するということは
先程の写真⑤のところでの
左足の壁ができないことになり
ラケットヘッドと体が一緒に動いてしまう分
逆にラケットヘッドだけがグーンとはしらせることが
できなくなります。
体の動きをとめて、ラケットヘッドだけを加速させる動きが
できないということです。
また、体が上下動するのでミスヒットの原因になります。
ちなみにわがアンモナイト打法は
頭の位置が一切かわりません。
打球後も顔が完璧に残ります。
体の伸び上がりで縦回転をかけるのではなく
ラケットで縦回転をかけるものです。
実は、
自分のスイングが後ろにさらにまわして
打球していることに気づきにくいことが
困りものです。
低いボールな強く打てるから
自分ではフォアハンドは得意だと
思っている方が多いのも
特徴的です。
上級プレーヤーとラリーすると
突然うてなくなります。
相手がうまいからというより
スイングの軌道に問題があります。
上級者たちとプレーすると
常にボールはスピンがかかっていますので
顔くらいの高さのボールしか飛んできません。
遠回りさせているとミスヒットが多発してしまいますので
ご自身のフォームを動画で検証してみるといいです。
コメント