練習会に参加していると、隣のコートで、親子で猛練習している光景によく出くわします。
お互い何度か話すうちに、相手して欲しいとのことでよくヒッティングパートナーを仰せ付かることがあります。
それこそ小6のジュニアの女の子だったりすると責任重大です。
もち玉が女子の世界ではほぼないスピン系なのでフラットで対応しなければなりません。
でもスピードの手加減はわからないようにするにしても、甘いボールは厳しくコーナーをつくようにして、そこには妥協しません。
J rの子にとって自分が越えなければならない壁を知る必要があるからです。
私はヒッティングパートナーをかってでるときは、打ち終わった後、おじさんのボールどうだったとか、役割を終えても食い下がります。
ホントはJrの子に考える時間をあげたいだけですが。。
まず敗因の自己分析をするように促します。
どんなショットを打てばよかった?
スライスで繋いだ方がよかったのか、思い切って時間奪うべきだったのかなど。
そんなことを話していると、私はバックハンドが得意ではないからうてなかった、左右に散らされたから追いつけなかった、背が低いから取れなかったなど色々出てきます。
明るく楽しくざっくばらんにお父さんにのそばで敗因の分析をしてもらいます。
そして次によかった点をあげてもらいます。よかった点は、敗因の分析以上により細かくリアルに話ししてもらうように相槌をうちながら
ここは結構肝です。
サーブがよかった
スライスの方?スピンの方?
手首の使い方上手だったけど
そこまで考えているなら緊張してても打てる?
うん打てる!
最後肯定で終わらせます。
さらに、それに先程の敗因の分析ででた、バックハンドの高いボールが打てれば怖いもんなしだね。
高いボールどうやって打つといいの?
少し引きつけるとか。。
明日やってみてよ。
うん。
ボランティア、地域活動、学校での活動で得た、小学生達とのコミュニケーションの実績をいかします。
ダメで終わるのでなく、できたことで終わらせ、さらには明日のチャレンジしたい項目を明確にしてハングリーな状態で終わらせるといいと思います。
テニス終わっても頭の中は明日のチャレンジ項目で一杯で考え続けています。
まずは思考回路を自らの力で作りあげようとします。
思考回路ができて、また実践、修正の繰り返しです。
そして本物の力がつくのではないかと思います。
出来なかった から できた そして ハングリーの余地を作るというところまでの流れが必要だと私は思います。
我々日本人は欧米に比べ30%近く自己肯定感が低いそうです。
我々の世代はわきまえろ、自制せよ、慎めなど、なかなか自己肯定感を育む環境になかったかもしれません。
仮にも今、我が子につきっきりでテニスを教えている親御さんであるなら、どうやったら自己肯定感、自信を育んであげられるかをまず親御さん自信が学ぶことが先決かもしれません。
かくいう私は、こと自分の息子になると、冷静さをうしない、厳しく言ってしまったことを懺悔しながら筆をおきます。
今日もありがとうございました。
サーブを練習するならイエローボール一択です。どんな回転になっているかわかりやすく、遠くに飛んでいくこともないです。
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